KURIEISHA大阪・東成区の同人誌印刷会社 くりえい社

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History

歴史探訪

共に歩み続けて三十余年

 同人誌を作り続けて三十余年!
 アラフォー間近のくりえい社をこれからもよろしくお願いします。


 くりえい社は創業して今年で三十四年目。
 皆様のご愛顧に社員一同、心から感謝しております。

 昭和五十九年といえば、もう随分と昔のことです。
当時は同人誌専門の印刷所というのは全国を見てもほとんど例がなく、毎日が手探りでのスタートでした。小さなガレージに片面機の印刷機が一台あるだけで、会社と呼ぶにはあまりにもお粗末状態で、社員もたった六人しかいません。そこで会社の名前を広めるために同人誌マニュアルというものを作って、全国の同人誌イベントに社員総出で配りに行っておりました。
 その頃はまだ世の中に同人誌マニュアルというものがなかったので、目新しさもあって、それは口コミと共に徐々に広まっていきました。また、くりえい社の独自の「個性」を出そうということで、「マットインク」を採用しました。この印刷泣かせの特殊インクはとても扱いが面倒だったのですが、ベタで描かれたページが本当に真っ黒に印刷されるので、初めてくりえい社の印刷物を見た方は非常に驚かれたことだと思います。
 そのことは、やがて噂と共に広まっていき、いつしかくりえい社にはベタの多い原稿ばかりが集まるというとんでもない事態になってしまいました。


 そこで時代は同人誌ブームの到来です。
 「キャプテン翼」を主としたアニメキャラによる二次創作がくりえい社の原動力となり、その成長を飛躍的に押し上げました。
 そのおかげで受注もどんどん増えていき、印刷機を増やす為、工場も別のガレージの二階に引っ越して、新たに事務所も設けました。新しい製版機も入れました。また、今となっては当たり前のことですが、当時は搬入といえば、どのイベントにおいても、サークルの方に印刷所ブースまで出来上がった本を取りに来ていただくことが普通でした。しかし、イベントが始まっても、なかなか本を取りに来られないお客様が多く、それに痺れを切らせたチンドン社長が「もう、我慢できんからワシが持って行く!!」などと言いだし、勝手に搬入を始めてしまいました。これが後の「直接搬入」の始まりと言われています。
 それから、同人誌以外に、便せん・レポートパッド・シール・封筒などの印刷を始めました。紙とインクさえあればなんでも刷る。これがくりえい社のポリシーでした。同時に始めた便せんフェアは、なんと、積み重ねた原稿が天井に届くのではないかと思えるほど、たくさんの受注を頂き、当時の看板となる大人気商品となりました。


 そんなことをしている間に印刷機の数がどんどん増え、ついに工場に入りきらなくなってきました。事務所が別の場所にあったこともあって、くりえい社はまた引っ越しすることになりました。その時にこれまでなかった製本設備も導入して、ついに全ての工程を自社でまかなえるようになったのです!!
それからも受注はさらに増え続け、この辺りからくりえい社は昼も夜もない二十四時間営業になっていきます。社員は当時のことを振り返ると皆、睡眠時間が欲しかったと口をそろえてつぶやきます。
 コミケ前になると、大量の紙と出来あがった本を保管しておく場所がなくて、道路にはみ出してご近所に迷惑をかけるなど大変です。搬入に行く途中、車が煙を噴いたり、トラックが行方不明になったり、途中で立ち往生したりと色々な事件がありました。また開場に間に合わず、他の印刷所の方に手伝って頂いて、届いた本の搬入をしたこともありました。やがて同人誌はそれまでとても高価だったフルカラー表紙が徐々に浸透し始め、くりえい社もこれを積極的に取り入れていくことになりました。それに伴い、くりえい社もフルカラーフェアを開始し、新たな試みとして四色に蛍光ピンクを加えた五色印刷も始めました。
 そんな本造りとの格闘の毎日でしたが、平成五年に大きな転機が訪れます。
 なんと、ついに自社ビルが完成したのです!!


 長かった夢に一歩前進です。もう近所迷惑とか言わせない!!
 同人誌全盛期ということもあり、ジャンプ系作品群の絶大な後押しで、波に乗るくりえい社はそれからも益々成長していきます。平成十二年には、新しい工場を稼働。オフセット四色機を導入し、さらに大型印刷機とシルバーマスター用のダイレクト製版機も導入して絶好調です。フィーバー状態のくりえい社は社長をイベントに差し出すという暴挙、もとい「出張サービス」を始めました。世間を賑わせた「チンドンペーパー」を配布し始めたのもこの頃です。
 やがて時代は徐々にアナログからデジタルに移行していきました。
 アナログ原稿にこだわり続けていたくりえい社はこの流れの速さにとまどい、試行錯誤を重ねる毎日でした。設備もアナログ製版機から、スキャナーとCTPへと移り変わり、フルカラー印刷もAMからFMへと変わっていきました。この頃の印刷業界におけるデジタル化へ変化の流れは凄まじく、他社に遅れながらも、なんとかついていくのに必死でした。オフセット印刷へのこだわりから、なかなかオンデマンド印刷を認めることが出来ずにやってきたくりえい社でしたが、時代の流れには逆らえず、ついにオンデマンド機を導入しました。一台入れると鼠算式に増えていくのが印刷機。注文が増えたことも相まって、気がつけば三台目を導入してしまいました。


 そして、平成三十年春、ついにWEBサイトが新生リニューアルオープンです。
マイページ・完全WEB入稿・WEB予約・クレジットカード対応など、今まで煩わしかった入稿手順を全て集約しました。
社内の事務作業もシステム化し、やっと手書き伝票から解放される時がやってきたのです!
バンザーイ!!

………

それから半年が経ちました。
そんな夢見ていた日々もありました…。
リニューアルオープン後、くりえい社はシステムの様々な不具合に悩まされることになったのです。
そもそも見切り発車だったのです。
専属SEが命を削って、休みなく奮闘し続けても、問題は減るどころか増える一方です。
なんとかオンデマンド均一料金フェアの実装までこぎつけ、これでやっとデバックに専念できると思いきや、今度はまさかのサーバダウン!
なんということでしょう…。
まるで漫画のような展開ではありませんか…。

それでもくりえい社はくじけませんでした。
突然の引越しを余儀なくされ、幾多のトラブルを乗り越え、どうにかこうにか乗り切りました。

くりえい社はオフセット印刷の品質を、より多くの人に広めていけるように日々研究を重ねています。
オンデマンド印刷も品質にこだわり続けたい。

くりえい社はこれからも走り続けますので、どうぞよろしくお願いします。

最後にチンドン社長から一言。

「くりえい社の同人誌愛は永遠不滅です!!」

チンドン

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